第56回おはら祭り参加記録(2007年11月2日)

 理事長の発案をレクリエーション班が実行委員となって実現しました。これから先は私中心に私見のみで書きます。
 夕方5時40分に内村川上内科駐車場に集合しバスに乗るという計画でした。それに合わせるために私は4時までに仕事を終わらせると決めていました。しかししかしです。こんな大事な日にかぎって外来が混雑したのでした(なんだか綾小路調になってきました)。9時から始まった外来診療が終了したのは午後1時45分でした。40人以上の人を診察しました。もうへろへろです。疲れを癒す時間もなく、15分間で昼食を取り、コーヒーも飲まないで、2時からは訪問診療に出発しました。7件の訪問診療の予定が1件の往診依頼があって8名の診療をすませて帰ってきたのは4時でした。仕事をやめる予定の4時です。それから外来のカルテ整理、入院患者さんの診察などを約1時間やって院長室に戻って来たのは5時でありました。予定を1時間オーバーしていました。
 オー!!!院長室が楽屋になっている!!!さっそく私も白衣を脱ぎ捨て、すぐに『かつらまろ』にヘンシーン〜の予定でしたが、眉毛がつかない。太くて濃い眉毛がないと決まらない。あせりながら事務の女性に電話してボンドを調達しました。木工ボンドをいっぱいつけて本物の眉毛にくっつかないように太い眉毛をつけることに成功しました。このとき4時30分をまわっていました。すでにみんなバスに乗り込み始めているのを院長室からのぞき見ながらしっかり記念写真を撮りました。

 5時40分、総勢90名は2台のバスに分乗し、天文館に到着するまで配られた弁当を食べ、気合いのビールを飲み、私は院長としての挨拶をしました。
  院長:「祭りは楽しむもの。適度にハメをはずすことが大切…。インターネットしながらアマゾンドットコムを見てクリックしたら何か箱が送られてきて中をみたら『かつらまろ』の衣装でした(笑)。…」
 6時過ぎに天文館に到着してバスを降り、踊り始める地点まで歩道を歩きました。「綾小路きみまろだ〜。」という声が何度も聞こえてきましたが、だて眼鏡の私には周囲の人の目線や顔が見えないのであまり恥ずかしいという気持ちになりませんでした。というより、今夜は祭り。明輝会のため、明輝会を宣伝するために私自身が『かつらまろ』になり、私もがんばっているのですよ。
 6時50分に鹿児島市長さんの挨拶でおはら祭りが始まりました。踊りのスタートは7時10分。おはら祭りが始まるまで時間みんなおしゃべりしたり、焼酎で元気を付けたりしました。

 

 7時10分、おはら節で祭りがスタートしました。

こんな感じで9時過ぎまで踊り続けました。前の集団との距離を保つのが大変で、離れてしまうと踊りの手本がなくなって不安になりました。本部席前を通るとき、前はガラーンとして私は夢中で渋谷踊りを踊り続けました。そこで大会本部の実況のアナウンサーが、
  「あれ?あれは綾小路きみまろさんでしょうか〜?。綾小路きみまろさんがいますね。綾小路きみまろさ〜ん」
と呼ばれたので本部席に顔を向けて扇子を振ったら
 「綾小路きみまろさんではなかったですね」
 と言われてしまいました。これってどういうこと? 本物の綾小路きみまろと思われていたのだろうかと一瞬悩んでしまいました。
 本部席前を通過すると、なんだかリラックスし過ぎてしまって却ってノリノリになってきました。朝日通りに入って2時間にわたる踊りが終わりました。不思議とまったく疲れはありませんでした。みんな自然と集まって記念撮影をしたり、充実感に満たされました。そしてみんなよか気分で帰りのバスのいる場所まで歩きましたが、ここではかなり周囲から声がかかりました。もう市民のみなさんも祭りが済んでテンションが上がっているからでしょうか。
 バスは内村川上内科の駐車場に着き、デイケアかがやきで温かい豚汁とおにぎりを食べてお互いに労いました。よかった。よかった。そんな声がどこからも聞こえてきます。(文責:川上秀一)

(おまけ)動画1(大きさ8.9MB) 動画2(大きさ13.4MB) 動画を見るにはQuickTimePlayerが必要です。